災害対策本部の活動

さまざまなインシデントや危機に対応するための方法を書いていきます。

【無料ダウンロード】毒ガス攻撃対応マニュアル『今すぐやる!毒ガス攻撃から身を守るマニュアルβ版』を配布いたします。

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4月14日に核攻撃対応マニュアルを公開いたしました。 

blog.bcp.tokyo

 本日は、核攻撃対応に引き続き、毒ガス攻撃対応のマニュアルを公開いたします。 

こちらのリンクからどうぞ。

ダウンロード:今すぐやる!毒ガス攻撃から身を守るマニュアルβ版

 

また併せて、毒ガス攻撃、火災への備えとして防毒マスクの購入もご検討ください。

左はフルフェイスタイプ、右はマウス&ノーズタイプです。 

スモーク・ブロックは、吸着層、フィルター層、触媒層からなる3層構造からなる除毒システムを持っています。

 

吸着層では分子構造の大きい有毒ガスを取り除きます。フィルター層では火災時の煙に含まれるさまざまな有毒の粒子を取り除きます。火災時にもっとも発生しやすい一酸化炭素(CO)はフィルター等では濾せないので触媒層で触媒と反応させて無害化します。

 

さて、ではスモークブロックはサリンガスやVXガスには有効でしょうか?

 

製造元である株式会社レスキュープラスでは、仮にサリン攻撃があった場合、装着している人と装着していない人では、有意な差が発生すると想定しています。

 

まず、サリンやVXなどの化学兵器となる有毒ガスは、日本を始めとする多くの国ではモノそのものが存在しません。世界の約190の国では、国際的な取り決めである「化学兵器禁止条約」を締約しており、国家が毒ガスの製造をしないことを約束しています。日本でも同条約を1995年に批准しています。

 

そのためスモークブロックでは、サリンはたとえ実験でも製造できないので、サリンと似た擬剤(分子構造や分子量が似ているがサリンとは異なるガス)を用いて検証を行い、濾過できることを確認しています。

 

化学兵器は、ミサイルなどの弾頭に、高圧の毒ガス入りのガスボンベを搭載して敵国に飛ばし、被害をもたらします。仮にミサイルが着弾したすぐそばで、高圧のサリンガスに暴露した場合は、呼吸器だけでなく皮膚などからも吸収してしまうので、ガスマスクだけでは命を守りきれない可能性があります。

 

逆に、そのような高圧の暴露の直撃を受けなかった場合は、同様に皮膚からの吸収はありえますが、もっとも危険な肺経由の吸収が起こらないため(呼吸器官が守れる)、より遠くに逃げ延びられる可能性があります。

 

サリンやVXだけではありません。たとえば、以下のような状況でスモークブロックがあれば、より多くの命が救われる可能性があります。

 

例1)警備関係者が、塩素ガステロ・アンモニアテロなどが発生した場合に、自分の生命を守りつつ利用客を避難誘導できる。

 

例2)鉄道車両や地下街などの事業者が、密閉空間での焼身自殺や放火などに遭遇した場合、安全に初期消火活動ができる。

 

例3)一般のドライバーが、トンネル事故などでの車両火災の際に、有毒な煙を吸い込むことなくトンネルに設置されている消火栓で初期消火ができる。

 

ご検討ください。