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「事業継続経営」1割どまり 九州企業のBCPに関する実態調査を日本政策投資銀行・九州支店が実施、貴重なレポートをダウンロードしてください

き、厳し〜! (ノД`)シクシク

日本政策投資銀行・九州支店は、BCPの実態を調査したレポートのまとめの冒頭に、このような厳しい指摘をしています。

今回の調査結果から、九州企業の BCP 策定の取り組みは、国による同種の調査と比較 しても、進んでいるとは言えない状況であると思われる。

BCP 未策定の理由として「策定に必要なスキル・ノウハウがない」「策定する人手を確 保できない」などの回答が多くみられるが、経営層が率先して BCP の重要性について理 解を深め、そのノウハウを企業自らが収集する姿勢も必要ではないか。

 耳の痛い言葉が並んでいますが、おっしゃるとおりでございます。

 

まずは日経新聞の記事より。

日本政策投資銀行九州支店が1日発表した調査で、熊本地震前に事業継続計画(BCP)を策定し、訓練を通して継続的に改善できていた事業継続マネジメント(BCM)実践企業は1割にとどまった。同支店はBCMの考えの浸透と訓練に加えて、サプライチェーンを含めた他者との連携の重要性を指摘。その上で地域全体で事業継続を考える必要性を提言した。

www.nikkei.com

 この記事は、本質を鋭く要約してあり、この短文の記事を読むだけで問題の全体像が掴めます。これを書いた日経新聞の記者さん、この分野では相当の経験があると思われます。

 

さて、レポートをちょっとだけ見てみましょう。まずBCP未策定の理由から。

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「策定に必要なスキル・ノウハウがない」がダントツトップの理由になっています。

私を呼んでくだされば済む話なのに…というのは冗談だとしても、やはり社内である程度わかっている人がいないと、外部にコンサルを頼むにしても先に進まないというのは事実ですね。

 

たいへん良いレポートなので、ぜひこちらのリンクからダウンロードして御覧ください。

九州企業のBCP(事業継続計画)に関する意識調査