災害対策本部の活動

さまざまなインシデントや危機に対応するための方法を書いていきます。

「介護金魚」、熊本地震の教訓がまとめられました、福島沖地震で効果があった超大型制振装置

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川崎市熊本市支援の経験を冊子にまとめ

川崎市がたいへんな資料をまとめてくださいました。おそらく低予算で、職員の方々の努力で作成されたのだと思います。頭が下がります。

news.nifty.com

さっそくココ ↓ からダウンロードしてみました。

川崎市:平成28年熊本地震 派遣報告記録集

PDFでトータル30MBを超える容量です。川崎市の職員の方々が熊本で行った支援の内容が書かれており、今後、自治体が災害対応をするときの貴重なノウハウになると思います。

一市民の目で見ると、上下水道や避難所ではこんなことが行われているんだな、ということがわかります。

自分自身が避難所に入るような状況になったら、このノウハウを基に運営のお手伝いもできるでしょう。

 

熊本市液状化対策を住民負担ゼロで実施

同じ熊本からの話題です。

熊本という土地は、私自身も被災現場に行ってみて初めて知ったのですが、たいへん水が豊かなところでした。つまり液状化が起きやすいのです。冒頭の写真を再掲(株式会社レスキュープラス様からのご提供)

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www.asahi.com

熊本を視察した経験から言うと、液状化は家をも倒します。

単純に傾くとか沈むだけでなく、倒壊してしまうこともあるのです。

 

超大型制振装置が有効!

これ、何の絵だと思いますか?子供の落書きではありません。地震のときに新宿の「新宿三井ビルディング」がどれだけ揺れたかを、改修前=赤色、改修後=黒色で比較したものです。明らかに揺れが小さくなっています。 

http://www.decn.co.jp/inc/uploads/201612280303003-1.jpg

なおこの画像は、こちらの記事からリンクさせていただきました。

日刊建設工業新聞 » 鹿島/新宿三井ビル屋上設置の超大型TMDが制震効果発揮/11月の福島県沖地震で

制振装置は1基300トン(!)x6基(!)=1800トンという巨大なもので、これが新宿三井ビルのてっぺんに鎮座しているそうです。

 

どうやって載せたんだろう?

 

たぶんたくさんのパーツに分けて、何度もエレベーターで運んで組み立てたんでしょうね。いっしゅん300トンの重りをクレーンで200m持ち上げる絵を思い浮かべて苦笑しました。

 

そしてこの設備の効果は絶大で、揺れが30%以上、減ったそうです。竣工して約40年が経つビルですが、この改修のおかげでまだまだ元気で頑張れそうですね。

 

最後に「介護金魚」の話題

ちょっとビックリした話題。金魚も弱った仲間は助け合うようです。動画を見るとほんとうに甲斐甲斐しく世話をしていて、なんだかいじらしくなります。

dd.hokkaido-np.co.jp

ちょっといい話題を最後にお届けしました。